大人 / カンザキイオリ
歌唱・作詞・作曲:カンザキイオリ
編曲:カンザキイオリ, 花村智志
バンドマスター&ベース:花村智志
ギター:村田隆嘉
キーボード:鮎京春輝
ドラム:AtsuyuK!
ある朝目覚めると俺は大人になっていた
某天醒來成為了大人
声も枯れてシワも増えて
聲音變得沙啞 皺紋也增加
目の下にクマが出来ている
眼下冒出了黑眼圈
少しばかりの筋肉と肩幅も少しついたらしい
似乎多了一些肌肉 肩膀也寬了一些
部屋の隅に転がる靴下
房間角落隨意丟棄的襪子
その隣で異臭を出すゴミ袋
和旁邊散發臭味的垃圾袋
「あの頃は本当にごめん」
「那時候真的很抱歉」
そう言ってくれた昔のやつら
從前的那些人對我這麼說
あの時裏切ったのはあいつじゃなくて俺だったじゃないか
但那時候背叛的人不是他們 而是我不是嗎
なのになかったことにして「なあ元気か?」って何言ってんだよ
即使如此還是當作甚麼事都沒發生過一樣問著「還好嗎?」到底是在公三小
癒えてない傷に蓋ができるほど俺は大人にはなっちゃいない
我無法成為那樣可以將無法癒合的傷口遮蓋的大人啊
俺は偏屈な人間なのに
明明我是個孤僻的人
上司はいつでも飯を奢った
上司卻一直請我吃飯
うまそうに飯を食う俺を上司はいつだって可愛がった
一直都覺得賞我美味的飯吃的上司很可愛
恩返しをしたい
想要報恩
そう思う時に限って手遅れだ
想這麼做的時候總是錯過時機
恩を売るだけ売り付けて一体何で愛を伝えりゃいい
只是強行賣人情施恩要怎麼做才能傳達這份愛呢
過ぎ去ったもの全てが許せない
已經過去的事全部都不可原諒
夢よ早く覚めろ
快從夢裡醒來吧
大人になって分かったことなんて単純だ
知道自己成為大人這件事很單純
夏は暑くて冬は寒いこと
就和夏天很熱冬天很冷一樣
妄想だって思ったこの感情の全てに
妄想也好 這些感情全部
名前があるということ
都是有名字的
死ぬとか生きるとかそんなことより明日の飯どうしよう
死了也好活著也好 比起這些明天的飯錢該從何而來
感受性なんてもの捨て去って今は今に死に物狂い
感官甚麼的全都捨棄 現在就為了現在拚死拚活
休みは一人で風俗行って安い居酒屋で吐くほど飲んで
休息日一個人去風俗店 在便宜的居酒屋喝到吐
会社で出来た仲間と下ネタ言い合う一週間
和公司認識的同事說著黃色笑話的一週
あるとき突然涙が出てきて一歩も前に歩けなくて
有時突然流下眼淚 一步也無法前進
誰もが俺を心配して慰めてくれてなんて俺は幸せ者だ
有著為我擔心和安慰我的人 我真是幸福啊
幸せ者だ だから早く夢から覚めろ
我很幸福啊 所以快點從夢中清醒吧
立ち止まる勇気を認めない
止步不前的勇氣不被承認
自分が心底嫌いだ
打從心底討厭自己
大人になって分かったことなんて単純だ
知道自己成為大人這件事很單純
夢は叶うこと努力は報われること
實現夢想 努力有所回報
一人は寂しいこと二人は気まずいこと
一個人很寂寞 兩個人很不舒服
人間は難しいこと
人生好難
やっぱりそうだよな
果真如此阿
もう二度と子供には戻れないんだ
已經無法再變回小孩子了
大人たちが犯罪を起こす理由がやっと分かったよ
總算理解大人們犯罪的理由了
苦しくて寂しい夜は誰にだってあるよ
誰都會有這樣痛苦又寂寞的夜晚
「あの頃は本当にごめん」
「那時候真的很抱歉」
そう言ってくれた昔のやつら
從前的那些人對我這麼說
あの時裏切ったのはあいつじゃなくて俺だったじゃないか
但那時候背叛的人不是他們 而是我不是嗎
でも嬉しいよ
但是很開心喔
だって俺はずっとあいつを気にしてた
因為我一直都很在乎那個人啊
大人になるまでずっと
在成為大人之前
子供のままでずっと
在還是孩子的時候
シワが出来るまでずっと 髪が痛むまでずっと
在皺紋冒出來之前 在頭髮疼痛之前
肌が荒れるまでずっと 息が切れるほどずっと
在肌膚乾枯之前 在無法呼吸的時候
時間が全てを解決するって実際ある話なんだな
時間會解決一切 真是相當實際的一句話阿
俺は大人なんだ だから言うよ
我是大人了 所以說吧
ごめんなさい
對不起
会いたかったよ
好想見你
大人になって分かったことなんて単純だ
知道自己成為大人這件事很單純阿
人は醜くて人は優しいこと
就是長得醜的人很親切
心の奥に眠る憎悪が剥がれ落ちても
即使內心深處沉睡的憎惡剝落
何も変わらない
也甚麼都不會改變
大人になって分かったんだ
知道自己成為了大人
二度とは戻れないんだ
已經回不去了
留言列表